「箱根に温泉旅行に行きたいけど、どこに行けばいいかわからない」
「箱根って温泉地がたくさんあって、どれを選べばいいか迷う」
そう感じている方は多いはずです。
箱根には「箱根十七湯」と呼ばれる17のエリアが存在し、泉質も約20種類にのぼります。 初めて訪れる方にとっては、情報が多すぎて逆に迷ってしまうのが正直なところです。
この記事では、箱根温泉を初めて訪れる方が迷わず選べるよう、エリア別おすすめスポット・最適ルート・アクセス方法をすべて解説します。
読み終えると、「どこに行くか」「どう移動するか」「どんな温泉を選ぶか」が明確になります。
結論:箱根温泉を初めて訪れるなら「箱根湯本」から始めよう
初心者に最もおすすめのエリアは「箱根湯本」です。
理由は3つあります。
- アクセスが最も簡単(新宿から乗り換えなし、約85分)
- 日帰り温泉施設が多い(1,000円前後から入浴可能)
- 温泉街の雰囲気も一緒に楽しめる(食べ歩き・お土産が充実)
「箱根に行ったことがない」「温泉旅行に慣れていない」という方は、まず箱根湯本を起点にするだけで十分です。
宿泊して複数のエリアを回りたい場合は、「強羅」「仙石原」もセットで計画するのがベストです。
箱根温泉の全体像:「箱根十七湯」を知っておこう
箱根の温泉エリアは大きく4つに分かれる
箱根の温泉地は「箱根十七湯」とまとめて呼ばれています。 初心者が意識すべきエリアは、以下の4つです。
| エリア名 | 特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|
| 箱根湯本 | アクセス◎ 温泉街あり | 初めての箱根旅行 |
| 強羅 | 標高約700m 落ち着いた雰囲気 | ゆっくり過ごしたい人 |
| 仙石原 | にごり湯が有名 自然豊か | 泉質にこだわりたい人 |
| 芦ノ湖温泉 | 富士山・湖の絶景 | 景色を重視したい人 |
箱根温泉の泉質は6種類
箱根の温泉は、エリアによって泉質が異なります。 初心者が覚えておきたい主な泉質は以下のとおりです。
- 単純温泉:刺激が少なく万人向け。箱根湯本に多い。
- ナトリウム塩化物泉:体が温まる。冷え性・疲労回復に有効。
- 硫酸塩泉:美肌効果が期待できる。強羅エリアに多い。
- 酸性泉:殺菌効果が高い。仙石原エリアで体験できる。
- 硫黄泉:白濁した湯が特徴。仙石原の老舗旅館に多い。
- 単純硫黄泉:肌に優しくリラックス効果。芦ノ湖温泉に多い。
「どれを選べばいいか迷う」という方は、まず単純温泉やナトリウム塩化物泉を選べば間違いありません。 肌への刺激が少なく、疲れた体を温める効果があります。
【エリア別】箱根温泉おすすめランキング2026年版
第1位:箱根湯本温泉|初心者に最もおすすめ

箱根で最も歴史ある温泉地です。 奈良時代の天平年間(721〜748年)に発見されたと伝わる、箱根最古の温泉地でもあります。
- 泉質:単純温泉・アルカリ性単純温泉・ナトリウム塩化物泉
- 効能:美肌・リラックス・冷え性・疲労回復
- 日帰り入浴:多数の施設で1,000〜2,000円程度から入浴可能
おすすめ施設:天成園
箱根湯本を代表する大型温泉施設。 全長17mの天空大露天風呂は開放感があり、山の風景を眺めながら入浴できます。 日帰りデイユースプランでは、ランチバイキングと温泉をセットで楽しめます。
- アクセス:箱根湯本駅から徒歩約10分、または無料シャトルバス利用
- 日帰り入浴:大人1,500円〜(プランにより異なる)
- 営業時間:10:00〜21:00(最終受付20:00)
第2位:強羅温泉|落ち着いた滞在に最適

強羅は標高約700mに位置する温泉地です。 1894年に早雲山からの引き湯で開発が始まり、登山鉄道の開通とともに発展した歴史があります。
- 泉質:カルシウム-硫酸塩泉・硫黄-カルシウム-硫酸塩泉
- 効能:美肌・血行促進
- 特徴:美術館・公園が周辺に点在。文化と温泉を一緒に楽しめる。
強羅エリアには彫刻の森美術館や強羅公園があり、温泉だけでなく観光も楽しめます。 箱根湯本から箱根登山電車で約30分で到着します。
第3位:仙石原温泉|にごり湯体験ならここ

仙石原は白濁したにごり湯が有名なエリアです。 硫黄の独特な香りと、とろみのある白いお湯が特徴的です。
- 泉質:単純温泉・硫酸塩泉・単純硫黄泉・酸性泉
- 効能:疲労回復・慢性皮膚病・筋肉痛
- 特徴:源泉かけ流しの老舗旅館が多い。月替わりの懐石料理が味わえる宿もある。
「箱根らしい白濁の温泉に入りたい」という方には、仙石原がイチ押しです。
第4位:芦ノ湖温泉|絶景と温泉の両立

芦ノ湖温泉は標高725mの湖畔に位置する温泉地です。 昭和41年(1966年)に開発された比較的新しい温泉地ですが、富士山と芦ノ湖を一望できる景観は箱根随一です。
- 泉質:単純温泉・単純硫黄泉
- 効能:リラックス・肌への優しさ
- 特徴:箱根神社・恩賜箱根公園など歴史的スポットが近い。海賊船観光もセットで楽しめる。

箱根温泉へのアクセス方法と最適ルート
電車でのアクセス(初心者におすすめ)
ルート①:新宿発ロマンスカー(最もおすすめ)
新宿から箱根湯本まで、小田急ロマンスカーで約85分・一本で到着できます。
| 区間 | 所要時間 | 料金の目安 |
|---|---|---|
| 新宿 → 箱根湯本 | 約85分 | 約2,500円(特急料金込み) |
| 東京 → 小田原(新幹線) | 約35分 | 約3,700円 |
| 東京 → 小田原(JR東海道線) | 約90〜100分 | 約1,520円 |
初心者には「小田急ロマンスカー+箱根フリーパス」の組み合わせが最もコスパが高いです。
箱根フリーパスとは?
箱根フリーパスは、2日間有効で6,100円(新宿発・2026年現在)です。
- 箱根登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船など、8つの乗り物が乗り放題
- 新宿〜小田原間の往復運賃も含まれる
- 温泉施設・観光施設など約70施設が優待・割引価格で利用できる
温泉巡りと観光を組み合わせるなら、このパスを使うだけで3,000円以上お得になるケースも多く、1日で複数施設を回る方には特に有効です。

車でのアクセス
東京都心から箱根までは、首都高速・東名高速・小田原厚木道路を経由して約90分が目安です。
ただし、以下の点に注意が必要です。
- 週末・連休は渋滞が激しい。東名高速の渋滞で2〜3時間かかることもある。
- 駐車場の確保が必要。繁忙期は事前予約がおすすめ。
- 冬場は路面凍結のリスクがある。スタッドレスタイヤが必要な場合もある。
車のメリットは、荷物が多いときや家族連れ・ペット連れのとき。複数名での移動はコストも抑えやすい点です。
結論として、初めての箱根旅行は電車(ロマンスカー+箱根フリーパス)が最もストレスが少ないアクセス方法です。
箱根温泉巡り:初心者向け最適ルート(1泊2日)
1日目(電車で箱根湯本着)
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 10:00 | 新宿出発(ロマンスカー乗車) |
| 11:25 | 箱根湯本到着 |
| 11:30〜12:30 | 温泉街を散策・昼食 |
| 13:00〜15:00 | 箱根湯本の日帰り温泉(天成園など)で入浴 |
| 15:30 | 箱根登山電車で強羅へ移動(約30分) |
| 16:00〜18:00 | 彫刻の森美術館を見学 |
| 18:30 | 強羅のホテル・旅館にチェックイン |
| 19:00〜 | 宿の温泉でゆっくり過ごす |
2日目(自然と絶景を楽しむ)
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 9:00 | 強羅から仙石原へバスで移動(約20分) |
| 9:30〜10:30 | 仙石原のにごり湯体験(日帰り入浴) |
| 11:00 | 仙石原から桃源台へバスで移動 |
| 11:30〜12:30 | 芦ノ湖・箱根神社を見学 |
| 13:00 | 昼食後、海賊船で芦ノ湖を横断 |
| 14:30 | ロープウェイで大涌谷へ(箱根フリーパス使用) |
| 15:30 | 箱根湯本に戻り、帰宅 |
このルートは1泊2日で箱根を一周でき、4つの主要エリアを効率よく体験できます。 箱根フリーパスを使えば、移動のすべてをカバーできます。
箱根温泉を最大限楽しむための5つのコツ
コツ①:温泉は午前中の利用がおすすめ
日帰り温泉施設の多くは昼〜夜にかけて混雑します。 午前10〜11時台に入浴すると、待ち時間なくゆっくり楽しめます。
コツ②:タオルは現地で借りるか事前確認
日帰り温泉施設では、タオルの貸し出しが有料の場合があります。 入浴前に施設のウェブサイトで確認するか、小さめのタオルを1枚持参すると安心です。
コツ③:箱根フリーパスは出発前に購入する
箱根フリーパスは、小田急線の主要駅で購入可能です。 当日でも購入できますが、新宿駅の窓口は混雑することがあります。 事前に「EMot(エモット)」アプリでデジタル購入すると、並ばずに購入できて便利です。
コツ④:宿泊施設は早めに予約する
箱根は年間を通じて観光客が多い人気エリアです。 特に紅葉シーズン(10月〜11月)や年末年始は、1〜2ヶ月前の予約でも満室になることがあります。 宿泊プランを決めたら、できるだけ早めに予約しましょう。
コツ⑤:入浴マナーを事前に確認する
日本の温泉には独自のマナーがあります。 初心者が最低限知っておくべきことは以下のとおりです。
- 湯船に入る前に、必ずかけ湯をする(体を流してから入る)
- タオルを湯船に入れない
- 大声で話さない
- 長湯(20〜30分以上)は控える。体に負担がかかる場合がある。
初心者がよくやる失敗と対策
失敗①:渋滞で予定が大幅に狂う
対策:電車(ロマンスカー)を利用する。車の場合は平日か早朝の出発に変更する。
箱根は週末や連休になると、東名高速・小田厚道路が渋滞します。 2〜3時間の遅延が発生することも少なくありません。 初めての箱根温泉旅行は、電車を利用したほうが到着時間を安定させやすいです。
失敗②:日帰り温泉に入れなかった
対策:事前にウェブ予約するか、開館直後に訪問する。
人気の日帰り温泉施設は、週末の午後に満員・入場制限になることがあります。 「せっかく箱根まで来たのに入れなかった」というケースは毎年多く発生しています。
対策として、以下のどちらかを実施してください。
- 施設の公式サイトやじゃらんnetから事前予約を入れる
- 午前10〜11時台に訪問し、混雑する前に利用する
失敗③:泉質を選ばずにトラブルになった
対策:敏感肌や乾燥肌の方は「単純温泉」を選ぶ。酸性泉・硫黄泉は刺激が強い場合がある。
箱根には約20種類の泉質があります。 肌が弱い方や温泉に慣れていない方が、酸性泉・硫黄泉に長時間入ると皮膚が赤くなったり、かゆくなったりすることがあります。
初めての方は「単純温泉」か「アルカリ性単純温泉」から試すのが無難です。 慣れてきたら、仙石原のにごり湯や強羅の硫酸塩泉にチャレンジしてみましょう。
失敗④:荷物が多すぎて移動が大変になった
対策:宿泊施設にチェックインしてから温泉巡りをする。コインロッカーを活用する。
箱根でバスや登山電車を使って移動する場合、荷物が多いと体力を消耗します。 箱根湯本駅構内や主要バス停付近にコインロッカーがあります。 「先に荷物を預けてから観光・温泉→夕方に宿へ」という動き方が効率的です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 箱根の温泉は日帰りでも楽しめますか?
はい、楽しめます。 箱根湯本・強羅・仙石原など各エリアに日帰り入浴対応施設が多数あります。 料金の目安は1,000〜3,000円程度です。 事前予約が必要な施設もあるため、訪問前に公式サイトで確認してください。
Q2. 初心者が特に注意すべき温泉マナーは?
最も重要なのは「かけ湯」です。 湯船に入る前に、桶で体全体にお湯をかけてから入浴します。 これは衛生上の理由もあり、日本の温泉では基本中の基本です。
Q3. 箱根フリーパスは本当にお得ですか?
温泉巡りと観光を組み合わせるなら、お得です。 新宿からの往復運賃だけで3,000〜4,000円程度かかります。 そこに乗り物代・施設割引を加えると、2日間で3,000〜5,000円の節約になるケースが多いです。 ただし、箱根湯本だけで過ごす場合はフリーパスの恩恵が少ないため、複数エリアを移動する方向けです。
Q4. 子ども連れでも箱根温泉は楽しめますか?
楽しめます。 箱根湯本エリアの大型温泉施設では、家族向けの水着エリアや未就学児無料の施設もあります。 ただし、乳幼児は長湯を避け、湯温が低めの施設を選ぶようにしてください。 施設によって子どもの入浴に関するルールが異なるため、事前確認が必要です。
Q5. 箱根の混雑を避けるには、いつ行くのがいいですか?
平日の訪問が最も混雑を避けられます。 特に混雑するのは、春(3〜5月)・紅葉シーズン(10〜11月)・年末年始・GW・お盆です。 これらの時期に訪問する場合は、午前9〜10時台に行動を開始し、早めに温泉・観光を済ませることをおすすめします。
まとめ:箱根温泉おすすめは目的で選ぶのが正解
この記事では、2026年版の箱根温泉おすすめ情報を初心者向けにまとめました。
最後に要点を整理します。
目的別おすすめエリアまとめ
| 目的 | おすすめエリア |
|---|---|
| 初めての箱根温泉 | 箱根湯本 |
| のんびり滞在したい | 強羅 |
| 白濁のにごり湯を楽しみたい | 仙石原 |
| 富士山・絶景を見ながら入りたい | 芦ノ湖温泉 |
移動手段まとめ
- 電車(ロマンスカー):新宿から約85分・乗り換えなし。箱根フリーパスとセットが最もコスパ◎
- 車:自由度が高いが渋滞リスクあり。平日・早朝出発推奨。
初心者が最初に行くべきコース
新宿 → ロマンスカー → 箱根湯本 → 温泉街散策 → 日帰り温泉(天成園)→ 強羅泊
このルートが最もシンプルで、箱根温泉の魅力を確実に体験できます。
箱根は東京から日帰り・1泊2日どちらでも訪れやすい、国内屈指の温泉地です。 箱根十七湯の多様な温泉を、ぜひ一度体験してみてください。
本記事の情報は2026年6月時点のものです。料金・営業時間・施設情報は変更になる場合があります。最新情報は各施設の公式サイトでご確認ください。

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