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切り立った岩壁を赤や黄色の木々が縁取り、ロープウェイの眼下には秋色の樹海が広がる層雲峡。北海道らしい大きな景色の中で、紅葉ドライブ、滝巡り、温泉まで一度に楽しめる場所です。
ただし、黒岳の山上と層雲峡温泉街では標高が異なるため、同じ日に紅葉のピークを迎えるとは限りません。この記事では、2026年に訪れる人が日程を決めやすいよう、場所ごとの見頃、外せない見どころ、効率のよい回り方から順に紹介します。
はぴくん黒岳と温泉街、どちらの紅葉を目指せばいいのかな?



山の紅葉なら9月、峡谷や温泉街なら10月が目安だよ。見たい景色から時期を選んでね。
| 例年の見頃 | 黒岳山上は9月上旬〜下旬、温泉街・峡谷は9月下旬〜10月中旬ごろ |
|---|---|
| 所要時間 | 定番3か所で約3〜4時間、温泉や紅葉谷を含めるなら半日〜1日 |
| 歩きやすさ | 滝の駐車場周辺は短時間。紅葉谷と双瀑台は坂道や滑りやすい場所あり |
| 主な楽しみ方 | ロープウェイ、滝巡り、紅葉散策、ドライブ、温泉 |
- 北海道らしい雄大な峡谷と紅葉を一緒に見たい人
- 登山をせずに山上の秋景色を楽しみたい人
- 滝、散策、温泉を組み合わせて一日楽しみたい人
- 旭川から紅葉ドライブへ出かけたい人
| 所在地 | 北海道上川郡上川町層雲峡 |
|---|---|
| 公共交通 | JR上川駅から道北バスで約35分、旭川から約110分 |
| 車 | 上川層雲峡ICから国道39号経由で約30分 |
| 駐車場 | 層雲峡公共駐車場、黒岳ロープウェイ駐車場、銀河・流星の滝駐車場などを利用 |
| 地図 | Googleマップで層雲峡温泉を確認 |


紅葉スポットは温泉街の一か所に集まっているわけではありません。黒岳ロープウェイと紅葉谷は温泉街周辺、銀河・流星の滝と大函は国道39号沿いにあるため、複数を巡るなら車が便利です。バスで訪れる場合は、便数と帰りの時刻を先に確認しておきましょう。
車で巡る場合も、見頃の週末は駐車や移動に時間がかかることがあります。すべてを詰め込まず、黒岳を最優先にする日、滝と峡谷を中心にする日というように、その日に外したくない場所を一つ決めておくと、天候や混雑に合わせて順番を変えやすくなります。
層雲峡の紅葉2026年の見頃はいつ?


黒岳山上は9月上旬〜下旬、層雲峡温泉街・峡谷は9月下旬〜10月中旬ごろ
層雲峡の紅葉は、大雪山系の山頂付近で8月下旬ごろから色づき始め、標高を下げながら温泉街や国道39号沿いへ移っていきます。広い範囲で時期がずれるため、層雲峡全体の見頃だけで判断せず、見たい場所に合わせて計画するのがポイントです。
9月上旬〜中旬|黒岳の山上が秋色へ
早い紅葉を見たいなら、黒岳7合目周辺が候補です。ロープウェイとリフトを乗り継ぐにつれて、ナナカマドの赤、ダケカンバの黄、針葉樹の緑が重なる山岳紅葉へ近づいていきます。
この時期は山上が見頃でも、温泉街には緑が多く残ることがあります。反対に、山上では秋が進んで落葉や初雪となる可能性もあるため、直前のライブカメラと運行状況の確認が欠かせません。
9月下旬〜10月上旬|初めてなら狙いやすい時期
黒岳5合目、ロープウェイ沿線、層雲峡の峡谷へ紅葉が移ってくるころです。山の上から麓へ続く色の変化を感じやすく、複数の見どころを巡りたい人に向いています。
年によって進み方は異なりますが、山岳風景と峡谷の紅葉を一日で楽しみたいなら、9月下旬から10月上旬を第一候補にすると計画を立てやすいでしょう。
10月上旬〜中旬|温泉街・紅葉谷・滝が主役
層雲峡温泉街や紅葉谷、銀河・流星の滝周辺では、例年10月上旬を中心に秋らしい景色が深まります。切り立った岩壁、白い滝、赤や黄色の木々が一つの画面に収まりやすい時期です。
2026年の色づきも、夏から秋の気温、台風や強風、降雪によって前後します。出発前は黒岳ロープウェイ公式サイトのライブカメラ・運行状況と、層雲峡観光協会の発信を見比べてください。
見たい景色から訪問時期を決めよう
層雲峡の紅葉は期間が長い一方、一度の旅行ですべての場所が同じ鮮やかさになるとは限りません。9月前半は黒岳の山岳紅葉、9月後半から10月前半はロープウェイ沿線と峡谷の標高差、10月は温泉街や滝周辺の秋景色というように、旅の目的を先に決めると日程を選びやすくなります。
初めてで一か所に絞れない場合は、黒岳ロープウェイと銀河・流星の滝を軸にし、色づきや天候を見ながら紅葉谷または大函を加える方法が無理のない組み方です。山上が雲に隠れている日は、温泉街や滝を先に巡るなど、当日に順番を入れ替えられる余白も残しておきましょう。
層雲峡の紅葉で外せない見どころ
黒岳ロープウェイ|空から眺める紅葉のグラデーション


層雲峡駅から黒岳5合目までは、ロープウェイで片道約7分。高度が上がるにつれて温泉街と峡谷が小さくなり、足元には色づいた森が広がります。登山をしなくても山のスケールを感じられる、層雲峡らしい楽しみ方です。
ロープウェイとリフトの料金、営業時間、運行期間は時期によって変更されることがあります。出発前に黒岳ロープウェイ公式サイトの料金・営業時間案内で最新情報を確認してください。強風や悪天候で運休する場合もあるため、当日は運行状況もあわせて確認しておくと安心です。



5合目までと、リフトで7合目まで。どちらを選べばいい?



短時間なら5合目展望台、時間と防寒に余裕があれば7合目まで上がると山の近さを味わえるよ。
銀河の滝・流星の滝|白い滝と紅葉の対比


落差約120mの銀河の滝と、約90mの流星の滝は、層雲峡を代表する二つの名瀑です。駐車場周辺からそれぞれを眺めるだけなら短時間でも立ち寄れ、白い水の流れが岩壁の秋色を引き立てます。
二つの滝を一度に見たい人は、駐車場から斜面を約20分上る双瀑台へ。足元には木の根や濡れた箇所があるため、景色だけでなく下りの体力まで考えて判断しましょう。
紅葉谷|温泉街から歩いて出会う紅葉滝


紅葉谷は、温泉街の近くから森へ入れる散策スポットです。片道約30分で紅葉滝へ到着し、柱状節理の岩壁と滝を間近に感じられます。ロープウェイから眺める広い景色とは違い、木々の色や落ち葉を近くで楽しめるのが魅力です。
紅葉谷入口付近の駐車スペースは限られるため、混雑時は温泉街の公共駐車場から歩く方法も検討してください。現地の案内表示や散策路の状況を確認し、夕方は暗くなるのが早いため、日中の散策は時間に余裕を持って折り返しましょう。
大函|柱状節理と石狩川を望むドライブ景勝地
大函では、屏風のように連なる柱状節理と石狩川を道路沿いから眺められます。長い散策をせずに峡谷美へ触れられるため、銀河・流星の滝と組み合わせると紅葉ドライブに変化が生まれます。
歩く時間を抑えたい人は黒岳5合目、銀河・流星の滝、大函を中心にすると、展望とドライブの両方を楽しめます。森の中で紅葉を近くに感じたい人は紅葉谷、山の空気や標高差を味わいたい人は黒岳7合目を優先するなど、体力と見たい景色に合わせて見どころを選ぶのがおすすめです。
層雲峡の紅葉を巡るおすすめコースと所要時間
半日コース|定番を約3〜4時間で巡る
約3〜4時間
- 朝に黒岳ロープウェイで5合目へ上がる
- 温泉街へ戻り、銀河・流星の滝へ移動する
- 大函で峡谷と石狩川を眺める
- 時間があれば温泉街で食事や日帰り入浴を楽しむ
初めて訪れる人には、空からの眺め、滝、峡谷を無理なく押さえられるコースです。双瀑台まで上る場合や、ロープウェイの待ち時間が長い日は、さらに1時間ほど余裕を持たせてください。
1日コース|紅葉谷と温泉までゆっくり楽しむ
約6〜8時間
- 朝の黒岳ロープウェイとリフトで7合目へ向かう
- 温泉街で昼食をとる
- 紅葉谷を紅葉滝まで往復する
- 銀河・流星の滝と大函を巡る
- 日帰り入浴または温泉宿で体を温める
山上の紅葉と森の散策を両方楽しみたい人向けです。黒岳山頂までの登山は別の装備と時間が必要になるため、観光中心の日程へ安易に加えず、登山計画として分けて考えましょう。
半日と1日、どちらのコースを選ぶ?
旭川方面から日帰りで訪れ、景色のよい場所を効率よく回りたい人には半日コースが向いています。温泉街に泊まる人、紅葉谷を歩きたい人、写真撮影や休憩を急ぎたくない人は1日コースを選ぶと余裕を持てます。
ただし、予定どおりに回れるかはロープウェイの待ち時間や天候にも左右されます。午後に長い散策を残さず、時間のかかる場所から先に回ると、日没前に温泉街へ戻りやすくなります。
層雲峡周辺で宿泊するなら
層雲峡の紅葉をゆっくり楽しむなら、温泉街での宿泊もおすすめです。日帰りより移動の負担を分けやすく、翌朝は黒岳ロープウェイや周辺散策へ早めに向かえます。宿を選ぶときは、ロープウェイ・バスターミナルとの距離に加え、温泉からの眺め、食事形式、子ども向け設備も確認しましょう。
温泉と景色を楽しみたい人向け|ホテル大雪 ONSEN & CANYON RESORT
層雲峡温泉の中でも高台にあり、3つの大浴場と2つの露天風呂を備える宿です。最上階の展望大浴場からは大雪山の山々を望めるため、紅葉観光のあとも温泉に浸かりながら層雲峡らしい景色を楽しみたい人に向いています。
観光の移動を優先したい人向け|ホテル雲井
黒岳ロープウェイまで徒歩約1分、層雲峡バスターミナルまで徒歩約3分。早朝から黒岳の紅葉を見に行きたい人や、路線バスで訪れる人に便利な立地です。移動時間を抑え、温泉街と黒岳観光を効率よく楽しみたい場合に選びやすいでしょう。
子ども連れで泊まりやすい|層雲閣
和洋中の料理を選べるビュッフェのほか、館内には授乳室も用意されています。刺激が少なく幼児にも向くと案内されている温泉があり、食事や入浴のしやすさを重視したい子ども連れの家族旅行で候補に入れやすい宿です。
料金・空室・宿泊プランは予約ページでご確認ください。
層雲峡の紅葉観光で立ち寄りたいグルメスポット
層雲峡温泉街には、紅葉観光や黒岳ロープウェイを楽しんだ前後に立ち寄れる飲食店があります。温かいラーメンから洋食、休憩に利用しやすいカフェまであるため、観光する時間帯や食べたいものに合わせて選びましょう。
登山軒|旭川ラーメンの老舗
登山軒は、豚骨と鶏ガラのダブルスープを使った旭川ラーメンを味わえる老舗です。層雲峡温泉街の散策と組み合わせやすく、肌寒い紅葉シーズンに温かい食事を取りたい人に向いています。
ビアグリル・キャニオン|落ち着いた雰囲気で楽しむイタリア料理のお店
ビアグリル・キャニオンでは、イタリア料理や洋食を中心とした食事を楽しめます。ラーメン以外のランチや夕食を選びたい人や、家族や同行者と一緒に落ち着いて食事の時間を取りたい人の候補になります。
BLACK MOUNTAIN COFFEE|黒岳ロープウェイ利用後の休憩に
黒岳ロープウェイ山麓駅の3階にある、コーヒーを楽しめるカフェです。ロープウェイで紅葉を眺めた前後に立ち寄りやすく、観光の合間に温かい飲み物でひと休みしたい人に向いています。
営業時間・定休日・メニュー・営業期間は変更される場合があります。訪問前に、各店舗の公式情報または店舗情報ページで最新情報をご確認ください。
層雲峡の紅葉時期の混雑と避け方
9月中旬〜10月上旬の土日祝を中心とした見頃期
黒岳ロープウェイ、銀河・流星の滝、紅葉谷周辺
平日または朝の早い時間にロープウェイから回る
紅葉期の週末は、ロープウェイの乗車待ちや駐車場の混雑を見込んでおきたい時期です。最も時間が読みづらいロープウェイを朝に回し、その後に滝や大函へ移ると予定を調整しやすくなります。
撮影中に車道へ出たり、路肩へ無理に駐車したりしないことも大切です。駐車場が満車ならいったん次の場所へ移るくらいの余裕を持つと、安全に景色を楽しめます。
層雲峡の紅葉に適した服装と持ち物
長袖の重ね着と、風を通しにくい上着
濡れた落ち葉や坂道でも滑りにくいスニーカーまたはトレッキングシューズ
手袋、帽子、雨具、飲み物、モバイルバッテリー
温泉街が穏やかでも、黒岳5合目・7合目では風が強く、体感温度が大きく下がることがあります。9月の山上は冬に近い寒さや降雪になる可能性もあるため、薄手の服を重ねて調整できるようにしてください。
紅葉谷や双瀑台では、雨の後に木の根や落ち葉が滑りやすくなります。観光だけの予定でも、足元は街歩きより一段しっかりした装備にしておくと安心です。
子どもと一緒に層雲峡の紅葉を楽しむポイント
子ども連れなら、黒岳ロープウェイ5合目と銀河・流星の滝の駐車場周辺を中心にすると、歩行量を抑えながら景色を楽しめます。ロープウェイそのものが旅の思い出になり、展望台では山や峡谷を広く見渡せます。
紅葉谷は往復で約1時間、双瀑台は急な斜面を含むため、子どもの年齢や当日の路面状態に合わせて無理をしないことが大切です。ベビーカーで散策路や展望台を目指すのではなく、温泉街や施設周辺で過ごす選択肢も用意しておきましょう。
山上と温泉街では気温差があり、移動中に眠くなったり、急に寒さを感じたりすることもあります。昼食やトイレの場所を先に決め、大人だけの旅行より一か所少ない計画にすると、ロープウェイの待ち時間が延びても落ち着いて対応できます。
層雲峡の紅葉を楽しむ前に知っておきたい注意点
ロープウェイ・リフトは運休や時間変更がある
山の天候は変わりやすく、強風や整備で運休する場合があります。料金、営業時間、運行期間も変更されることがあるため、前述の黒岳ロープウェイ公式案内で当日の運行状況と上り最終時刻を確認してから向かいましょう。
銀泉台・高原温泉方面は紅葉期のマイカー規制を確認
層雲峡から銀泉台や大雪高原温泉まで足を延ばす場合、通常の層雲峡観光とは別に交通規制の確認が必要です。紅葉期にはマイカー規制が実施されるため、規制期間や対象道路を出発前に確認してください。
規制期間は一般車でそのまま登山口まで入れません。シャトル交通、事前申込、費用などを2026年紅葉期の車両交通規制案内で確認し、層雲峡の定番観光と同じ感覚で予定を組まないようにしてください。
野生動物と散策路の状況を確認する
大雪山周辺はヒグマの生息地です。紅葉谷や山上の散策路へ入る前に目撃情報を確認し、食べ物を放置しない、単独で静かに歩き続けないなどの基本を守りましょう。閉鎖や立入制限がある場合は現地案内に従ってください。
層雲峡の紅葉と一緒に訪れたい周辺スポット
層雲峡ビジターセンター|散策前の情報収集に
大雪山国立公園の自然や登山情報に触れられる施設です。天候や散策路の状況を確かめてから動けるため、紅葉谷や黒岳へ向かう前に立ち寄ると、その日の計画を安全に整えやすくなります。
三国峠|層雲峡から車で約40分
樹海の上を国道273号の松見大橋が渡る、北海道らしいスケールの景色を望める峠です。帯広・ぬかびら源泉郷方面へ向かう旅程なら自然に組み込みやすく、紅葉ドライブを主役にしたい人に向いています。
まとめ|標高差が描く層雲峡の紅葉を楽しもう
層雲峡の紅葉を楽しむために覚えておきたいポイントを、最後にまとめます。
- 黒岳山上は9月、温泉街・峡谷は9月下旬〜10月中旬ごろが見頃の目安
- 初めてなら黒岳ロープウェイ、銀河・流星の滝、大函を半日で巡る
- 防寒と滑りにくい靴を準備し、運行・紅葉・道路情報を直前に確認する
出発前には、色づきや道路、施設の利用状況などの最新情報を、層雲峡観光協会の紅葉スポット案内でご確認ください。
山から峡谷へ少しずつ降りてくる秋の色を追いながら、層雲峡ならではの雄大な一日を楽しんでみてください。









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